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突然ですが、皆さん、国家資格の精神保健福祉士という仕事、
ご存知でしょうか?


上の過去記事からもお分かりいただけるように、精神保健福祉士とは精神保健福祉領域のソーシャルワーカーです。

精神保健福祉士(PSW)とは

 社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動をとおして、その人らしいライフスタイルの獲得を目標としています。

 さらに高ストレス社会といわれる現代にあって、広く国民の精神保健保持に資するために、医療、保健、そして福祉にまたがる領域で活躍する精神保健福祉士の役割はますます重要になってきています。〈出典:公益財団法人日本精神保健福祉協会HP〉


本年10月末現在、この精神保健福祉士への登録人数は全国で8万6726人(上記の協会調べ)
医療機関をはじめ、障害福祉サービスなどの事業所や地方行政機関、また、司法施設などで、
患者さんやご家族の支えとなるために相談業務にあたっています。

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そこで今回は、精神保健福祉士を目指すEDOSENの学生のご紹介です!

心理・社会福祉学科では、「心理」と「社会福祉」の両面を広くカバーしたカリキュラムで
社会福祉士、精神保健福祉士資格取得を視野に入れた学びを展開していますが、
このたび行われた精神保健福祉援助実習「実習報告」では、
日ごろの学習内容が各実習現場でどのように援用できたのかなど、率直な意見や感想、今後の課題を発信いたしました。

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(発表はひとり8分、その後5分の質疑応答です)
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(発表する2年生と聴講する1年生たち)

EDOSENの各学科では夏と春の長期休業期間(夏休みと春休み)、現場実習に多くの日程を充てています。
今回の精神保健福祉援助実習「実習報告」は、今年の夏に行った実習から得た気づきの報告です。

福森 高洋先生の指導のもと、
児童思春期精神科病棟 / 精神科医療機関 / 地域活動支援センター / 就労継続支援事業B型の各現場で、
大いに学ばせていただきました。

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(2年生の片さん。熱心に自習中です)

各2年生の「実習にあたって、目標、課題、事前学習をしっかりして臨んだ」との姿勢を受けて、
1年生たちも非常に熱心に耳を傾け質問していました。

また、嬉しいことに、実習先でご指導いただいた職員の皆様からのメッセージもいただき、
学科生たちは、今一度実習での体験に思いを馳せるなど、資格取得へ向けてさらにモチベーションを高める時間となりました。



それでは、発表した2年生を代表して、片 麻乃さんに感想を聞いてみましょう~
 実習を通して、教科書だけでは得ることの出来ない多くのことを学ぶことが出来ました。授業では、精神保健福祉士として必要な知識や心構えを学ぶことが出来ますが、実際に現場に入ることで、視野が広がり、自分自身とも向き合い、自分らしい支援のあり方を見つけることが出来ました。実習で気づき学んだことを忘れずに就職後も頑張りたいと思います。(片さん:実習先は児童思春期精神科病棟)

また、担当の福森先生からは、実習の持つ力について語っていただきました。
 精神的な困難を抱えた方々を支援する精神保健福祉士。当学科では、その資格取得を目指す学生が精神科病院や障害福祉の施設で実習を体験します。教科書でしか知らなかった精神障害者の方々と実際に出会い、関わることをとおして、人と深く関係を持つことの難しさや喜びを実感してくる学生たち。「経験は最良の教師という言葉がありますが、実習報告会は現場を経験した学生たちが一回り成長した姿を見せてくれる場です。

誰かに喜ばれる仕事をしたい
との気持ちを強く持つ学生たち。
これからも目標に向かって前進あるのみですね 
以上、心理・社会福祉学科の学習の様子をお届けいたしました。

就労継続支援事業B型
障害者総合支援法(旧 障害者自立支援法)に基づく就労継続支援のための施設。
B型は雇用契約を結ばず、利用者が作業分のお金を工賃としてもらい比較的自由に働ける"非雇用型"。

 ただ今入学願書受付中です。詳しくはコチラをご覧ください
 
◇国家資格の社会福祉士を養成するための通信課程社会福祉士養成学科も設置しています。


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