ようこそEDOSENブログへ 

4日(土)のオープンキャンパスへのご参加、ありがとうございました。
今回、介護福祉学科で行ったミニ体験講座のテーマは、高齢者ってどんな人?~歳を重ねる事について考える~
ご参加いただいた皆さん、いかがだったでしょうか?

当日の様子:正面は星野先生
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担当の星野 隆先生から提示されたクイズを一緒に考えながら、
「あなたが思う高齢者のイメージは?」
「高齢者っていったいどんな人を指すの?」など、
順を追って高齢者にまつわる情報を共有していきました。

0704「介護」②

それではブログをご覧の皆さんも同じクイズをどうぞ!
【問題】以下の言葉の読み方と意味は何でしょうか?
①還暦 ②古希 ③喜寿 ④傘寿 ⑤米寿 ⑥卒寿 ⑦白寿 ⑧百寿 ⑨茶寿


古来より日本では人生の節目となる齢を迎えるにあたって、家族や地域でお祝いをしてきました(今も残っていますね)
これを「賀寿(がじゅ)」と言いますが、【問題】の各言葉は、その賀寿の一部です。

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【答え】
かんれき満60歳(61歳)こき満69歳(70歳)きじゅ77歳さんじゅ80歳べいじゅ88歳
そつじゅ90歳はくじゅ99歳ひゃくじゅ100歳ちゃじゅ108歳


ちなみに、現在、世界最高齢は日本人の田中 カ子(かね)さん117歳です!
ギネス世界記録にも認定されている田中さんは、福岡市内の高齢者施設でお元気にお過ごしとのことです。

0704「介護」①

さて、「賀寿」のほかにも高齢者にまつわるクイズ(有名芸能人の年齢など)が行われ、
星野先生のお話も段々と核心に迫っていきました 
さあ、高齢者とは何歳から?どんな人を指すのかおわかりになったでしょうか?



公的機関などが行う人口調査では、65~74を「前期高齢者」、75以上を「後期高齢者と区分しています。
つまり、書類上では65歳からが高齢者となるのですね。

例に挙げた芸能人の方々、とても「高齢者」には思えないですよね。皆さんのまわりにも活発で若々しい65歳以上の方は大勢いらっしゃるでしょう。
この「高齢者」に該当する方は、日本の人口のおよそ30%弱(3500万人強)をも占めています。将来的に介護を必要とされる方の増加を見据えた場合、介護の専門職は現在よりも確実に増員されなければなりません。でも、人材が、なかなか増えないという現状にあります。
介護を取り巻く環境として理想的なのは、たとえばスーパーマーケットや各種のお店、また行政機関で働く公務員の方など、地域社会のいろいろなところに介護福祉士がいることかもしれないですね。「介護」(知識や技術など)が身近にあることで、きっと地域全体のあり方も変わっていくでしょう。(談:星野先生)

高校生の皆さんが高齢者について考える機会はなかなかないかもしれません。
今回のミニ講座が「何かを気づいた!」というきっかけになったなら嬉しいです 

2019年9月15日総務省統計を参考。
・65歳以上人口は3515万2千人,割合は27.7%で過去最高。
・15歳未満人口は1559万2千人で,前年に比べ18万8千人の減少となり,割合は12.3%で過去最低。



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