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本日は、介護福祉学科1年生の授業「生活支援技術Ⅱ」のひとコマをご覧いただきましょう。


1年生次には、「生活支援技術」科目のを履修します。
では「生活支援とは何か」の理解を深めるために、
居住環境や家事支援など、暮らしの場に視点を置いた介護のあり方を学びます。
では身じたく、食事、入浴・清潔保持、排泄、休息・睡眠など、生活行為ごとの基本的な介護技術を学びます。

入浴介助の演習)
入浴介助①

さて、この日は機械浴の演習が行われました。
機械浴とは、文字どおり機械を使った入浴のことですが、
自力歩行や座った姿勢を保つことが難しい方にご利用いただく方法です。

下段画像の向かって右が大塚先生)
入浴介助⑥仰臥位または座位

今回、初めて取り組んだ入浴介助は、介護福祉士を目指すにあたってかなり刺激的だったようで、
実際に体験したからこそ、いろいろと考えさせられることも多かったみたいです。

入浴介助感想①
入浴介助⑤
入浴介助感想②

こうした感想からも、
授業内容が基礎から応用へ、理論から実践へと段階を経るごとに、
学科生たちの介護・介助への気づきがより具体的になっていくのがわかります。

先生の指導のもとペアで介助体験)
入浴介助⑦仰臥位

この日も、
「各々の動作をする前には必ず声かけが必要。利用者さんは『怖い』思いをするということを体感した」
という感想が多く聞かれました。

「入浴には、温熱作用、水圧作用、浮力作用があります。
実際に体験することで気持ち良さや怖さ、不安を実感することができます」
入浴介助②
「また、利用者体験をすることで、相手の立場に立ってケアを進めることができますので、声かけの重要性や機械の操作を安全に行うことが必要であると理解できます」(担当の大塚先生:談)

*シャワーは、まず自分の手で温度や強さを確認する。
*必ず声かけをしてから動作を行う。
*体を固定するベルトは先にシャワーで温めてから装着する。
先生からのこうした注意事項は、座学の場であれば「なるほど」と頭で理解できると思います。
ただ、演習とはいえ目の前の利用者さん役への介助行為を途切れることなく進める場では、
「分かっているけど出来ない!」となってしまいがちなのですね。

入浴介助④
入浴介助③

入浴を楽しみにされている利用者さんは大勢いらっしゃいます。
「〇〇さんのおかげで気持ち良かった~」と言っていただける入浴介助を目指して、
これからも大いに励んでいってくださいね。
応援しています 

 以上、介護福祉学科の話題をお届けいたしました。
1128オープンキャンパス
  
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