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当校では各学科の学習内容を深く、また、広く身につけるために、特設授業という時間割を設けています。
そこで今回は、今月初旬に開講された心理・社会福祉学科の当該授業の様子をお届けいたします。


この日、「社会を明るくする運動」更生保護出張講座と題して開講された授業には、
学科1年生のほか、受講を希望する2年生(現:社会福祉学科)も参加し、大変濃密な内容を学ぶことができました。

更生保護②

講師としてお運びいただいたのは、
法務省千葉保護観察所 地域連携推進室統括保護官(室長)をお務めの秋月 正夫様と、
同じく法務省千葉保護観察所より社会復帰調整官の方でいらっしゃいます。
ありがとうございます。

更生保護①

お二人に解説していただいた更生保護ー立ち直りを支えるしくみ医療観察制度の概要は、
1年生にとってはまだ未習の領域ではありましたが、
先に受講した学内実習で「社会福祉士の活躍の場」を聴講した際に、
刑務所に関する内容に大変興味を覚えた学生が多いこともあって、とても熱心にメモを取る姿が印象的でした。

「学内実習」の様子)


また、学生たちは、
講話をしていただいた社会復帰調整官の方が精神保健福祉士としての仕事に携わっていらっしゃる、
という背景に触発されたのでしょうか。
質疑応答では「更生保護施設の滞在期限は?」など、現状を知り課題を探る姿勢も見受けられました。

更生保護③

学科の直江先生(談話)
本講座は、学生たち自らが「刑務所と福祉」に着眼したことが端緒となっています。
社会福祉士・精神保健福祉士の有資格者になることで、活躍できる分野の幅広さを実感できたのではないでしょうか

当日の配布資料:「第70回“社会を明るくする運動”」のリーフレット)
法務省第70回「社会を明るくする運動」

当学科では、以前も保護観察所の方にお越しいただき、活動内容などについて聴講する機会がありましたが、
その際も学科生たちはとても感銘を受けていました。
専門家から直接話をうかがうことで、学習意欲がさらに高まるようですよ!

以上、心理・社会福祉学科の話題をお届けいたしました。

社会復帰調整官とは- 
精神保健福祉士等の資格を有し、精神保健や精神障害者福祉に関する専門的知識に基づき、
医療観察制度の対象となる精神障害者に対する精神保健観察、生活環境の調整等の処遇に従事する国家公務員。(法務省パンフレットより)


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