皆さんこんにちは!
EDOSENブログへようこそ。

夏休みも明け、3年生は受験に向け本格始動が近づいてきましたね。
今回はオープンキャンパスでの体験授業の様子と共に
介護福祉学科での学びについてもお伝えしたいと思います。

「睡眠について学ぼう」

8/26に実施された介護福祉学科のオープンキャンパスでは
睡眠についてクイズも織り交ぜた講義形式で体験授業が実施されました。

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あなたは良い睡眠が取れていますか?

担当の河尻先生からの質問と解説からスタート!
ヒトは一生のうちに睡眠に31%の時間を使っているそうです。

それだけの時間を費やすのであれば、良い睡眠をとりたいものです。

質が良い睡眠とは…
①スッキリ起きられ
②睡眠感を得られる
③日中に眠気がない状態 

とのこと。


続いてはクイズ!
1番眠るのは誰だ?睡眠時間ランキング

ヒト、
ゴリラ、ネコ、ゾウ、イルカ
睡眠時間が長い生き物から並べてください。

正解は・・・








①ネコ 15時間
②ゴリラ 12時間
③ヒト 6〜8時間
④ゾウ 2〜3時間
⑤イルカ 1〜2時間

となります!!

世界的に見ると日本人は平均睡眠時間が少なく7.3時間。
お隣の中国で9時間、イギリスで8.4時間、昼寝文化のあるスペインで8.6時間
アメリカは8.8時間だそうです。

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では、人はなぜ眠るのか?
・脳の休息
・身体を休める
・情報の整理
・記憶の定着
・血液をつくる
・成長ホルモンの分泌 

眠ることで身体が休まり情報が整理され、記憶が定着すると言うことは・・・
テスト前に徹夜で一夜漬け⇒そのまま学校
と言うのはパフォーマンスの低下につながるそうです。

先生からはこんなアドバイスが
「寝る前にしっかり記憶して寝る、起きてすぐに反復する」


体内時計のリズムが大切
専門用語では概日リズム(サーカディアンリズム)と言います。

ここでクイズ
人間の体内時計は24時間より多いか?少ないか?

答え:多い、25時間
このズレをリセットするために太陽の光を浴びることが重要だそうです。

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体内時計の乱れを整える方法
1.起きる時間を毎日一定にする
2.朝起きたら光を浴びる
3.朝食を毎日食べる
4.夜はなるべく照明を薄暗く
5.寝る前にスマホは見ない ⇨ エスプレッソ2杯と同じ刺激

スマートフォンを寝る寸前まで見る方も多いかと思いますが、
良く眠れないと言う方は、ココを改善してみると良いかもしれませんね。


最後に、良い睡眠を得るポイント
・睡眠に適した環境を整える
・日中の活動を促し、昼と夜のメリハリをつける。
・〇時間寝なくては・・・に、こだわらない。
・眠くなってからベッドに入る。スマホは見ない
・寝る時間より起きる時間が大事。同じ時間に起床する。
・休日の寝だめはしない。
・昼寝は15時までに30分以内。

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今回の講義は、実際に介護福祉学科1年生が授業で学ぶものをアレンジして
実施されました。

ワークシートに自分の生活リズムを書いて、
睡眠について可視化し改善点を見つける作業では、反応も大きく、
参加者の方々からも「これからは寝不足や寝過ぎに注意したい」等の声も聞かれました。

また、「介護において利用者様の睡眠の重要性が良く分かった」
「決まった時間に寝るより、起きることの大切さ、リズムの整え方が分かって良かった」等の
感想もいただきました。

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次回のオープンキャンパスは9月17日(土)実施となります。